2026年6月10日(水)~12日(金)、東京ビッグサイトにて開催された「interiorlifestyle TOKYO 2026」に、&Tとして初めて出展いたしました。
interiorlifestyle TOKYOは、ギフト商材から家具、服飾雑貨まで「衣・食・住」に関わるブランドが集まり、これからのライフスタイルを提案する商談見本市です。会期中は多くの国内外のメーカーが出展し、商談で活気づく場となりました。
今回の展示では、大竹寛子氏とのコラボレーション作品10点、岡村芳樹氏とのコラボレーション作品11点に加え、新たにNEUNOA氏の作品7点、深地宏昌氏とのコラボレーション作品2点を発表、計30点を展示いたしました。

ブース正面には、今回新たに発表した深地宏昌氏とのコラボレーション作品「HANAITO」シリーズを配置しました。深地氏の作品は、本物の花びらで染めた糸を使用しています。一輪の花は、花びらとなり、煮出されて染液となり、糸を染め、布の上でふたたび花の姿になる。メイキング映像とともに展示することで、素材が辿った道のりそのものを来場者が体感できる空間にいたしました。(引用:HANAITO #1 / #2 – Collaboration with Hiromasa Fukaji – &T-Embroidery-Art)

ブース右手では大竹寛子氏の作品を展示。作品だけでなく、刺繍糸の色合わせや生地選びのサンプルとともに展示し、企画から素材選びを経て完成形へと至るプロセスをご説明させていただきました。作品の緻密さ・美しさといった魅力だけでなく、制作にあたっての情熱・技術力もお見せできました。
ブース左手には岡村芳樹氏、NEUNOA氏の作品をあわせて展示。原画と並べることで、絵画が刺繍として再解釈され、再構築される表現の転換を体感いただける構成としました。刺繍作品であることに気付かず、作品に近づいてみて驚かれる来場者様も多くおられました。
NEUNOA氏の作品は現在インドネシアでのNEUNOA氏個展※で展示されております。 【展示会レポート】NEUNOA solo exhibition "INSIDE & OUTSIDE" – &T-Embroidery-Art
※NEUNOA solo exhibition “INSIDE & OUTSIDE” (会期:6/5~7/11、会場:RIKA ContemporaryおよびV&V Gallery[いずれもジャカルタ])

会期中、多くの来場者に刺繍アート作品を実際に触れていただき、刺繍を体感していただきました。大判サイズに細密な刺繍が施された作品は珍しく、幅広い層の来場者からご好評をいただきました。
特に反響が大きかったのは、「アート作品に触れられること」でした。通常、展示作品は鑑賞にとどまりますが、&Tの刺繍アートは触れることで刺繍糸の質感、細やかなステッチ、作品全体の立体感を直接感じていただくことができ、「刺繍がこんなに細かく、美しいとは知らなかった」という驚きの声が多数寄せられました。

会期3日間の来場者数は合計12,733名。&Tブースでは多くの方に関心を持っていただき、来訪者に刺繍アートの魅力を直接お伝えすることができました。また、商談見本市という特性から、多くの企業から協業提案をいただき、刺繍の新たな可能性を感じる場となりました。
初めて&Tとして展示会を行い、来場者から直接「美しい」「感動した」という声を聞くことで、改めて刺繍には人の心を動かす力があることを実感しました。
刺繍を、いちばん身近な、いちばん価値あるものにしていくことを目指す&Tにとって、今回の展示会は大きな一歩となりました。これからも活動を通して刺繍の魅力を広め、人々の日常に彩りを届けていきたいと考えています。
