【展示会レポート】NEUNOA solo exhibition "INSIDE & OUTSIDE"

202665日(金)~711日(土)、インドネシア・ジャカルタのRIKA ContemporaryおよびV&V Galleryにて、アーティストNEUNOAによる個展 "INSIDE & OUTSIDE" が開催中です。会期に先立ち、63日(水)からはジャカルタのプレミアムライフスタイル系商業施設ASHTA District 8にて先行展示が行われ、本展の大型バナーが会場を彩っています。

NEUNOA氏は、音楽、デザイン、映像といったクリエイティブ領域での活動を経て、2021年よりアーティスト活動を開始しました。「表層に囚われない本質的な価値の追求」をコンセプトに、ミュージシャンや俳優などの著名人を題材に、彼らの容姿を大量の絵の具で抽象化し、再解釈する独自のスタイルを確立しています。(引用:About NEUNOA

 

今回の個展では、NEUNOA氏の絵画作品に加え、 &T とのコラボレーションによる刺繍作品が初めて展示されました。

コラボレーション作品について、NEUNOA氏は以下のようにステートメントを発表されています。

「刺繍は、一本の糸が布の表と裏を往復することで像を形成する。そこでは、目に見える完成形だけでなく、表面には現れない構造や運動が、像そのものを成立させている。表と裏、可視と不可視、外部と内部がひとつの像の中で結びつく刺繍の構造は、NEUNOAが絵画の中で追い続けてきた問いと深く重なっている。」

会場からは、現地のアート市場に対する熱気を感じました。来場者には若年層が比較的多く、アートそのものへの感度や興味が高いことが伺えます。SNS拡散も活発で、特にASHTA District 8の大型バナー前は撮影スポットとして注目を集めていました。

初日に開催されたレセプションパーティーには、ギャラリー関係者、アートコレクター、メディアなど、多くの来場者が集結。会場全体を包む熱気から、インドネシアのアート市場の勢いを肌で感じられます。

内側と外側、絵具と糸、インドネシアと日本という異なる技術や文化が交差し、結び直される本展示会は、異なるものを対立ではなく接続として捉えることで、人や物事の本質的な価値を見つめ直す視点を提示する機会となりました。

絵画と刺繍が互いの内面と外面を照らし合い、素材の違いを超えて共鳴する体験。刺繍糸の持つ温かみと光が、ジャカルタの地で新たな表現の地平を拓いています。会期は711日まで。現地でぜひ、その瞬間をご体感ください。


開催概要
会期:202665日(金)~711日(土)
会場:RIKA Contemporary / V&V Gallery(インドネシア・ジャカルタ)
先行展示:ASHTA District 863日~628日)

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